■果実味が圧巻、世界が熱視線を送る赤ワイン
稀代の生産者であり醸造家であるジョセップ・グラウ (JOSEP GRAU)氏が造る「ロジャース」が、いま世界的に影響力のあるワイン評論家たちから熱い支持を得ています。
スペインカタルーニャ州モンサン地区南端にある単一区画で収穫されたガルナッチャ(グルナッシュ)種を使用したこのワイン、クローブやシナモンのスパイシーな風味に、杉やミントのグリーンノート(ピーマンやアスパラガスなど青野菜の風味)が複雑に交じりあい、こなれた果実味と相まって、それはそれは素晴らしい風味を醸し出しています。
■エネルギーに満ち満ちた畑との出会い
オーナーのジョゼップ氏は バルセロナで金融の仕事に携わっていた頃から、テロワールを感じ取れる本物のワインを自分の手で造る野望を抱いていました。
故郷のいくつかのワイナリーで経験を積む中、2013年DOモンサンで 他の土地では感じなかったエネルギーに満ちた耕作地に遭遇。その小さな畑は、区画ごとに特有のミネラルに富み、土壌も粘土質、石灰質、花崗岩、粘板岩とバラエティ。気まぐれな気候とともに、テロワールのアイデンティティを持つ、素晴らしく魅力溢れる土地でした。
■ワインに息づくのはその土地のテロワール
最初にジョゼップ氏が行ったのは、多様な土壌を持つ15の区画にある古木や若木を 有機農法のガイドラインに沿って育てることでした。「テロワール第一主義」の哲学に基づき、人工的なものを避け、畑の自然な言葉を尊重し、ほとんど何もしなくても造れると確信しました。
■モンサンとプリオラートの両地域で高評価
2016年、ジョセップ氏はDOQプリオラートにある小さなセラーを構えた家を購入。現在本部として この地域の優れたテロワールを忠実に伝えるため、単一畑での生産に注力しています。
彼らが造るワインは、時代のトレンドやインフルエンサーの嗜好から遠く離れ、深い信頼性や本質を追求しています。生産量もごくわずかで作為がありません。
ワインの自然な言語に耳を傾け、ただただ優れたワインを造ることに心血を注いだ結果、彼の決断は正しかったことが証明されます。彼が造るワインは、モンサンでもプリオラートでも、地域で最もエレガントで洗練されたワインの一つに数えられています。
別の区画で作られた赤ワインマイモ Maimoもあります。
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