ワインレポート

Clos Pons Sisquella
クロ・ポン シスケリャ

■フレッシュでフローラルなアロマ

ラルバゲスという土地の古代名に由来する「クロポン シスケリャ」。使われている白ブドウはガルナッチャ・ブランカを主体に、アルバリーニョ、モスカテルをブレンドした味わいは、パイナップル、ナシやモモなど熟した果実を思わせる甘くて魅惑的。

ガルナッチャ・ブランカのみ軽くフレンチオークで熟成しているため、芳ばしいトースト香、バニラを思わせる香りも感じられます。 エレガントで心地良いスパイス感と心安らぐ余韻も秀逸です。

Clos Pons Sisquella クロポン シスケラ

■クロ・ポンがこだわるのはオーガニック

1945年以来、オリーブ栽培とオリーブオイル生産を続け、高い評価を得ているクロ・ポンファミリー。この一家が、レ・ガリゲスのブドウ畑にクロ・ポンワイナリーを設立したのは2005年のことです。

D.O.コステルス・デル・セグレでブティック・ワインの生産をスタートするや、テロワールを最大限活かして作られるオーガニック認定のワインは、早くもワイン誌で絶賛されています。

クロ・ポンが作るアルゲス(赤ワイン)もぜひ一度お試しください。

■畑とワイナリーが隣接した理想的な施設

ピレネー山脈に近い標高500~700mの畑は、夏は暑く、冬は寒く、雨が少ない。 栽培に適したこの険しい丘陵地は、高品質ワインを作るための理想的な環境下にあります。

ブドウ畑を一望できる丘の上にあるワイナリーは、フランスのシャトーやアメリカのエステートと同様のコンセプトを踏襲した施設は畑に隣接し、品質に最大限の敬意を払った構造になっています。

同じボデガ(ワイナリー)が造る赤ワイン「アルゲス」もご笑覧ください。

3,080円(税込)
特選スペインワイン発見