ワインレポート

Jose L.Ferrer
ホセ・フェレール

「ピアノの詩人」ショパンが恋人のジョルジュ・サンドと共にその晩年を過ごしたマジョルカ島は、いまではヨーロッパのお金持ちが集まるリゾート地。1930年代、島にあったほとんどのブドウ畑が害虫フィロキセラにより壊滅的な打撃を受けましたが、島の北西部にあるトラモンタナ山系が湿った空気をさえぎり、被害を免れた畑がありました。その地で、大いなる夢と冒険心を抱いて醸造所を設立したのがホセ・フェレール氏。1980~90年代には、マジョルカ島を代表するトップブランドとして広く認められるようになり、D.O.ビニサレムが認定されるまでになっています。
豊かに熟した果実の香り、キレイな酸、生き生きとしたタンニン、樽の風味が渾然一体となって口中に広がり、非常にエレガントな仕上がりになっています。


このワインにはマジョルカの歴史のみならず、文化やアート、さらにはエナジーが宿っています。マジョルカ島の太陽を思わせるようなオレンジ色のラベルが目印です。

3,850円(税込)
特選スペインワイン発見
【関連商品取扱会社】
株式会社サス