ワインレポート

Dido Rosa
ディド ロサド

■プリオラート4⼈組の子女が作る極旨ワイン
1970年代、プリオラートの改⾰者で「4⼈組」と呼ばれたうちのホセ・ルイス・ペレス(マス・マルティネスを設立)とレネ・バルビエ(クロス・モガドールを設立)。それぞれの2代⽬であるサラとレネが夫妻となり、親のボデガ(ワイナリー)を受け継ぎながら、⾃⾝たちのプロジェクトも立ち上げています。
そのひとつ「ベヌス・ラ・ウニベルサル」は、プリオラートのお隣モンサンで⼟着品種のガルナッチャ、カリニェナを使い、この土地ならではの魅力あるワインを造ろうと1999年から始めたプロジェクトで、「普遍のヴィーナス」という名を冠した名にはエレガントなワインを生む母になりたいという願いが込められています。

■環境への配慮とブドウを造る歓び
モンサン南部の街ファルセットに近い畑で収穫されたブドウを使い白、赤、ロゼワインが作られています。このロゼはレネが主体となり造ったワインでガルナッチャに、マカベオ、ウィ・デ・リェブラ、カリニェナ、ガルナッチャ・ブランカ、ガルナッチャ・グリがブレンドされています。。 「Dido(ディド)」はギリシャ神話に登場する神の名からとったもので、自然と人とブドウとワインの連鎖、歓びや尊さなどを表現。良質のブドウにこだわり、当初から有機栽培を貫き、栽培や醸造すべての過程において持続可能な農業を心がけています。

■エレガントかつ複雑味のあるワインを生む産地
スペインワインの銘醸地プリオラートを囲むようにして位置するワイン産地モンサン。ワイン専門誌「ワイン・アドヴォケイト」(2012年4⽉)でスペインワイン担当のニール・マーティン氏が「カタルーニャでプリオラートの次に最もエキサイティングな産地、それは間違いなくモンサンだ。プリオラートに影響を受けながらも、自らの土地が持つスタイルを独自に発展させている」と語るように、ワイン専門家たちも一目置く地域です。

3,960円(税込)
特選スペインワイン発見