近年注目を集めている新ジャンルのワイン。オレンジワインといっても、オレンジを漬け込んで作るワインでなく、原料はあくまでブドウです。
通常、赤ワインは黒ブドウ品種、白ワインは白ブドウ品種から作られます。またロゼワインは黒ブドウを使い、早めに果皮や種子を取り除くことで、キレイな色が生まれます。これに対して、オレンジワインは白ブドウを使い、赤ワインの醸造法で造られるオレンジ色に近いワインです。黒ブドウを使って作られるロゼワインの反対ですね。
ちなみに、オレンジワインの伝統的な産地ジョージアでは、抽出した色調からアンバーワインと呼ばれ、卵型をした素焼きの壺「クヴェヴリ」を地中に埋めて醸造する製法はユネスコの無形文化遺産に登録されています。