原産地呼称制度(DO)原産地呼称制度について

D.O.ナバーラ

ナバーラ自治州は、ピレネー山脈の中心部からさまざまな景観を経てエブロ河渓谷まで広がっています。北の壮大な山々は、起伏のある緑深い丘陵地帯に変わり、南は乾燥した平野に変わります。DOナバーラのブドウ畑は、州南部、すなわち州都パンプローナから南の平野に広がっています。ここはイベリア半島でも特にユニークな場所で、大西洋型、大陸型、地中海型の気候のすべての影響を受ける地点であることが特徴です。ビスケー湾への近さ、ピレネー山脈の影響、エブロ渓谷の温暖な影響などは、すべて、ナバーラにさまざまな微細気候をもたらす重要な要素です。
DOナバーラは、赤白ワインを生産していたにもかかわらず、1980年代までは特に伝統的なロゼワインの産地として最もよく知られていました。しかしそれ以降、スペインで最も大きな変革を遂げたワイン生産地域の1つとして知られています。この変革の大部分は、Estaciónde Viticultura y Enologíade Navarra(ナバーラ州立ブドウ栽培・醸造研究所)の活動によるものです。オリテ近郊にあるこのセンターは、ブドウ栽培とワイン醸造の分野で研究と教育を行っており、それによりこのDOを、スペインでも珍しいほど多様なワインの生産地にすることに貢献しています。 したがって今日ナバーラでは、高品質な赤、ロゼ、白、そしてモスカテルを製造しています。

出典:スペイン大使館経済商務部

  • 赤ワイン
  • 白ワイン
  • ロゼワイン
  • オレンジワイン
  • スパークリング
  • シェリー

該当するワインはございません。