D.O.フミーリャは1966年に設立、規定は1995年11月に承認され、1975年5月からの規定に取って代わりました。最終改正は2012年4月に行われています。
スペインで最も古いD.O.の1つであるフミーリャのワインは、1990年代初頭から新しい可能性を明らかにしてきました。 慎重な収穫と新しい設備への投資により、ワインの品質が向上、新世代のエレガントなワインが生まれました。一部はオーガニック栽培のブドウを使用しており、大多数は若いワインです。主要品種のモナストレルは、熟練したワインメーカーたちの手によって目覚ましい成果を上げています。その結果、フミーリャのワインは、海外でも評価されるようになっています。
このD.O.に関連づけ、ワインを中心とした観光を発展させるために、ワインルート「ルータ・デ・ビノ・デ・フミーリャ」が出来ました。そこにはワイン博物館、考古学博物館、民族学博物館などがあり、このルートの魅力を発信しています。毎年8月中旬には、1週間に渡りブドウの収穫を祝うお祭りが開催されています。
出典:スペイン大使館経済商務部