カンポ・デ・ボルハはDOナバーラと接し、魅力的なロゼとガルナチャを中心とした赤ワインの産地です。
この地域がDOとなったのは1980年。それ以来、徐々に独自のアイデンティティを形成しつつあります。ワインは良く出来ており、フルボディで密度が濃く、はっきりとしたフルーティーなアロマがあります。 ほとんどは赤ワインで、クリアンサとレセルバの数は着実に増加していますが、同時に白ワインも生産されています。今日では赤ワインとロゼワインは専門家たちの賞賛を獲得するようになりました。また、しっかりとしたフルーティーさのある若い赤ワインは、かなりの商業的成功を収めています。
カンポ・デ・ボルハのワイン醸造の豊かな文化遺産は、ガルナチャに依ります。一番高齢な畑は1890年から続いており、約4,000ヘクタールのうちの2,000ヘクタールは、樹齢30年から50年です。生産量は多くはありませんが、ワインに複雑な骨格と香りを与えることから、その品種はワイン醸造学的に非常に高く評価されています。
出典:スペイン大使館経済商務部