ブーリャスは、古いワイン産地ですが、ムルシア州の原産地呼称の中では最も若いD.O.です。 ブドウ畑は、州の山脈から広い地域に広がっており、西側ではアンダルシアに隣接し、東側では地中海の平原に向かって伸びています。
赤ワインとロゼワインは、産地の最南端のエリアで栽培された、独特の特徴を持つモナストレルから造られていますが、産地は南端と言っても山脈の影響を受けた涼しい気候です。他のムルシアの産地よりも少し遅れてD.O.ステータスが付与されたことにより、この産地では赤、ロゼ、白の新品種を実験的に植えること、新しい設備でワイン醸造ができること、等により品質の追求が促進されました。収穫量は過去7年間で大幅に増加し、輸出は1999年に始まりました。
出典:スペイン大使館経済商務部