原産地呼称制度(DO)原産地呼称制度について

D.O.アリベス

ポルトガルとの国境にあるドウロ川の渓谷とテラス(河岸)は、サモラ県とサラマンカ県に属する47の町と村から成るワイン産地の故郷です。ここは2007年7月27日にDOアリベスとして原産地呼称統制委員会に承認されました。
大西洋の影響を受けた大陸性気候ですが、ドゥエロ川の斜面においては地中海性の特徴も併せ持っています。年間降水量は500〜600mmで日照時間は年間2,600時間。 土壌は酸性のpHを持ち、浅くて有機物が少ない土質です。砂質で花崗岩、スレート、クォーツの石と岩が露出しています。
1988年に最初の申請が行われてから1998年9月24日に「ビノ・デ・ラ・ティエラ・デ・アリベス・デル・ドゥエロ(アリベス・デル・ドゥエロの土地のワイン)」という資格を授与されるまでには10年の歳月を要しました。この組織は長年の努力を経て、サモラとサラマンカの間に位置する伝統的なワイン造り産地で、壮大なドゥエロの河川で地理的に繋がっている2つのゾーンを統一しました。そして2007年7月27日に、アリベスの原産地呼称が認定されました。
この品質の証であるマークは、この地域のブドウ栽培とワイン造りの伝統を認識したものであり、マイナーな土着品種の評価と、テラス(段丘)のブドウ畑に根づいた栽培の幻想、祖先からの歴史的な遺産を維持し続けている地域の再活性化を想定しています。
「原産地指定呼称アリベス」のバックラベルは、カスティーリャ・イ・レオン州政府より求められる原産地の規制の遵守を証明し、ブドウから瓶詰めワインまでの品質を保証しています。

出典:スペイン大使館経済商務部

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