バスク
美食のメッカとして名高いバスク地方ですが、雨の多い気候がたたってか、ワイン造りはそれほど盛んではありません。D.Oに指定されているのは、“チャコリ”と呼ばれる微発泡性の白ワイン。ピカソの絵で有名なゲルニカや、ゲタリア、サラウスの周辺が中心産地です。微発泡で酸味があり、アルコール度数は8~9度と軽め。食事と一緒に飲むというよりは、アペリティーボとして飲むのが気分です。
サン・セバスチャンの旧市街などに行くと、魚介の“ピンチョ”をつまみながらチャコリを楽しめるバルがいっぱい。とはいえ、食い道楽の地元バスク人は軽いチャコリでは飽き足らず、食事に合わせるのはもっぱらリオハあたりの赤だ、というウワサもありますが…。
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- スパークリング
- シェリー