ナバーラ
ブドウ栽培地はリオハ地域の北境と東境からパンプローナPamplonaの南、ピレネーPyrenees山麓の丘陵まで広がっています。古くからワインの名産地でありながら、常に新しいワイン作りへのチャレンジが行われてきました。歴史的にはガルナッチャ種から造るアルコール度の高いロゼワインで発展してきましたが、統制委員会の支援と大規模な研究所のおかげで、近年赤ワインの生産が増えています。
赤ワインの生産への移行に伴い、テンプラニーリョ種がガルナッチャ種を上回り現在最も広く栽培されています。カベルネ種、メルロー種の作付けも目立ちはじめ、ボディのしっかりした飲みごたえのある赤は、国外のコンクールで数々の賞を獲得するなど、名声が上がっています。その一方で、樽熟の白ワイン作りへの試みも実を結びつつあり、新規ボデガが続々この地に参入。話題性、将来性ともに、今最も目が離せない地域の一つといえるかもしれません。
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- シェリー