試飲コーナー スペインワイン発見!

Viva!スペインワイン

La Rioja (15)
リオハのワイン

← La Rioja (16) La Rioja (14) →

フェデリコFederico09

 

Federico Paternina 09
フェデリコ パテルニーナ09

Bodega Paternina
ボデガ・パテルニナ
Crianza 2009
(D.O.Ca Rioja)
リオハ

Foodex Japan 2013
《関連商品取扱会社》
日本未発売


創業は19世紀初頭。リオハの歴史とともに歩むボデガでは、クラシックタイプのワインに加えて、モダン派を代表するこんなワインも作っている。この「09」は創始者の名を冠したワインで、樹齢90年のテンプラニーリョ種を使ったスペシャルバージョン。スパイス香がワインに複雑さや滋味を与え、穏やかな酸味とともにキメ細かなタンニンが舌の上に鎮座する。
ブドウの成育にとって理想的な、昼暖かく、夜涼しい恵まれたリオハ・アルタの環境下、果実の華やかさを引き出す手腕は、さすがというべきか。同社が作る別ブランドのモダンタイプやクラシックタイプRioja Bordon / Banda Azulと飲み比べてみるとその差が分かって面白いのだが、日本に入荷されてないかな?


ミラルマールMiralmar

Miralmar ミラルマール

Bodegas San Prudencio,S.A.
ボデガス・サンプルデンシオ
Reserva 2005
(D.O.Ca Rioja)
リオハ

Foodex Japan 2014
《関連商品取扱会社》
SPAIN DOC WINES S.L.
日本未発売


樽熟24か月、瓶熟8か月を経て出荷されたレセルバは、ザクロを思わせるキレイなルビー色で透明感もあります。ブドウ品種はテンプラニーリョに、マスエロをブレンド。グラシアーノも少々。いい香りだ。コーヒー、シナモン、葉巻のニュアンスが心地よい。タンニンもほどほどに溶け込み少しくぐもった感じもあるが飲みやすく、味わいは柔らかさと酸味のグッドバイブレーションといったところか。
ラベルに描かれた黒地の窓から覗く青い海は、なるほど「MIRALMAR(=海を見る)」。これとは別に、D.O.ペネデスの地でシャルドネ種で作った白ワイン「MIRAVIENTO(=風を見る)」というのもあります。現オーナーは二世代目とか。このワインを扱うバルセロナのSPAIN DOC WINES社の担当者も、海のように穏やかで、とても誠実な印象を受けました。


マリシア Malizia

 

Malizia マリシア

Bodegas San Prudencio
ボデガス・サンプルデンシオ
Cosecha 2010
(D.O.Ca Rioja)
リオハ

Foodex Japan 2014
《関連商品取扱会社》
・日本未発売


テンプラニーリョ種とガルナッチャ種で作られた甘口ワイン。2010年1月12日午前6時、マイナス10度の極寒の中で収穫。
(試飲は、これからです)


Raiza

 

Raiza ライサ

Bodega Vicente Gandia
ボデガ・ビセンテガンディア
Cosecha 2006
(D.O.Ca Rioja)
リオハ

《関連商品取扱会社》
・イオン株式会社
1,410円


グラスに注がれた液体は、透明感がありながらも深みのあるルビー色。すべて手摘みで収穫されたテンプラニーリョ種のブドウを、アメリカ産とフランス産のオーク樽で12か月間熟成。さらに6か月間の瓶熟成を経て出荷されたワインです。
イチゴやアンズ、バニラ、カカオなどの風味が混然一体となってグラスに溶け込み、複雑な味わいが広がります。エチケタに記された指紋が目印。


マルケス・デ・リスカルMarques de Riscal

 

Marques de Riscal
マルケス・デ・リスカル

Vinos de los Herederos del Marques de Riscal,S.A.
ビノ・デ・ロス・エレデロス・デル・マルケス・デ・リスカル
Cosecha 2010
(D.O.Ca Rioja)
リオハ

《関連商品取扱会社》
・サッポロビール株式会社
2,500円


1858年、リスカル侯爵によって設立された、スペインを代表する由緒あるボデガ。フランスからブドウの樹をリオハに移植、製造法もフランス流に改革したことでも知られています。醸造家もフランス人を採用、徹底的な品質管理は当時の伝統的なスペインワイン界に衝撃を与えました。輸入業者のコメントを借りれば、アメリカでもっとも影響力のあるワイン専門誌の一つ「ワイン・エンスージアスト」の「ワインスターアワード」において、2013年、その年に最も優れた成果をあげ、ワイン業界へ貢献したワイナリーとして、ヨーロピアン・ワイナリーオブ・ザ・イヤーを受賞するなど、この一世紀半の間にさまざまな栄誉を刻んできました。同社のセラーには、時のスペイン国王が選んだ国王専用のワインが常に保管されているというから、別格というべきか…。
久々にこのワインを飲んだ印象は、クラシックな作りでタンニンもあるが、口当たりが柔らかい。舌にはコーヒーの味わいが残るというものでした。
スペインワインを飲み始めたころの試飲ノートRioha(2)を見ても感じ方が似ています。あれから十余年、改めて味わっても「柔らかくて、あったかい」といった印象に変わりはありませんでした。変わることもイイけど、変わらない良さもあるのを実感させる一本。


ラ・テルセラ・エスタシオン赤.La 3 Estacion(t)

 

La Tercera Estacion (Tinto)
ラ・テルセラ・エスタシオン(赤)

Bodega Contador
ボデガ・コンタドール
Cosecha 2010
(D.O.Ca Rioja)
リオハ

《関連商品取扱会社》
・株式会社グルメミートワールド
2,980円


スペインで唯一、パーカーポイント2年連続100点満点という偉業を成した伝説のボデガ・コンタドールが造った若飲みタイプのワイン。ヒトの嗜好っていろいろだから、別に点数にこだわるわけじゃないけど、ちょっと気になる。地元リオハにある自分のバル以外では提供しないと言っていた醸造家ベンハミン・ロメオ氏を口説いたのは、やはりこのボデガのスーパープレミアムワインを日本に輸入しているグルメミートワールドでした。社長の田村さんは肉のプロで、スペインからとびきりの生ハムも仕入れていますが、やはり目利きのプロはワイン選びでもハズしませんね。
ワインは赤・白・ロゼの3タイプ、どれもホベン(熟成しないタイプ)特有の新鮮さを有しながら、ホベンとは思えぬ凝縮感も身につけているのです。例えばこの赤、香りはスミレ、優しく穏やかなスパイス香。酸味がスッキリと軽快ですが、どっこいタンニンもあるので、一筋縄では語れません。予想通り、翌日は果実味がグッと前面に出てきて、骨太なイメージを作り上げています。舌に干しブドウのような凝縮感が余韻として残ります。
最初は爽やかでハツラツ、落ち着くにつれてグラスに芳しさをたたえ、最後は緻密で繊細なブドウ果で締める。一本で3度楽しめる見事なワインでした。


La Tercera Estacion (Rosado)
ラ・テルセラ・エスタシオン(ロゼ)

Bodega Contador
ボデガ・コンタドール
Cosecha 2010
(D.O.Ca Rioja)
リオハ

《関連商品取扱会社》
・株式会社グルメミートワールド
2,980円


そして甘酸っぱい香りが広がるロゼは、イチジクのようなガーネット系の色合いがキレイです。仄かな甘味と滋味。ミントのような風味も少し感じられました。ロゼなのに、嗚呼なんともしっかりした骨格。スッキリした白とドッシリした赤、それぞれのイイトコ取りをしたロゼといったところでしょうか。アルコール度は14%と高いだけあって、半分ほど飲むとイイ酔いが回ってきます。オリに触れさせて瓶熟成させたような、かぐわしい色香と味わいを出してます。


ラ・テルセラ・エスタシオン白.La 3 Estacion(b)

La Tercera Estacion (Blanco)
ラ・テルセラ・エスタシオン(白)

Bodega Contador
ボデガ・コンタドール
Cosecha 2010
(D.O.Ca Rioja)
リオハ

《関連商品取扱会社》
・株式会社グルメミートワールド
2,980円


続いてテルセラ・エスタシオンの白、ブドウ品種はリオハで認められているビウラとマルバシアとガルナッチャ・ブランカの混合。淡い黄色の液体からは桃の香りが立ち上がり、ひと口含めば甘美さの中に凛とした清々しさを感じます。色合いは薄いのですが、味わいにメリハリがあります。まさに豊饒の海ですね。
手塩に育てられたブドウ果を洗練なる世界へと導く醸造家の類まれな技量をここに見ることができます。ブドウ本来のうま味を引き出すため、あえてフィルタリングはしない。そのためフツーはオリが出るようですが、この一本はなかった。


← La Rioja (16)
La Rioja (14) →

スペインワインの産地(ラ・リオハについて) -歴史 - 種類 - 原産地呼称制度(DOC)