試飲コーナー

スペインワイン、発見!

Viva!スペインワイン

Castilla - La Mancha ラ・マンチャ(2)
D.O.ラ・マンチャ、バルデペーニャス、アルマンサのワイン

Castilla - La Mancha (3)
Castilla - La Mancha (1)
La Mancha(ラ・マンチャ)SIGLO XV

SIGLO シグロ XVI
Crianza/1999
Bodegas Crisve (Sociedad Coop Cristo de la Vega)
(D.O. La Mancha)
ラ・マンチャ

1,080円〜1,300円
《関連商品取扱会社》
・株式会社ユニオンリカー株式会社


(Noriko)
まず値段が気に入った。1080円ですよ、1080円。しかも味だって、なかなか。ぶどうの実直な甘みにほどほどの酸味がのり、とにかく滑らかで飲みやすい。さすがに「ほーっ、これはこれは」とうなるような香り高さ、高貴な余韻には欠けるけれど、この値段でそこまで求めるのは酷というもの。ただし、舌にのったときのスムースな滑り具合、親しみやすくて気のおけない味わいは、リオハやリベラにはないラ・マンチャの底力というものでしょう。バルのタパスをつまみにするなら、自分はむしろこんなワインをコップでいただきたい。マッシュルームの鉄板焼きとか、モルシージョ(米と豚の血の腸詰)なんかと飲んでみたいものであります。

(Tomomi)
1955年の創業以来、Socuellamos村で伝統的なワイン造りを続けるボデガが醸す1本。センシベル(cencibel)という、言うなればテンプラニーリョ(Tempranillo)種100%で作られています。ルビーのようなキレイな色合いと同じように、味もクリアでキレイ。それでいて、ほどほどの酸味を有した果実味も、このワインの存在感を際立たせている。SIGLOと言えば、麻にくるまれたものが良く知られていますが、このXVIも最近ちょくちょく見かけます。聞くところによると、スペイン華やかかりし16世紀に思いをはせたネーミングとか。八丁堀にある立ち飲みバル「MARU」でも試飲したけど、やはりハモンなどスペインの食材に驚くほどマッチするんですよね。

valdepenas(バルデペーニャス)CALIZA

CALIZA カリッサ
Cosecha/2000
Bodegas Felix Solis
(D.O. Valdepenas)
バルデペーニャス

1,000円
《関連商品取扱会社》
・株式会社スマイル


(Tomomi)
一口目からテンプラニーリョの凝縮された味わいが表出している。フィルタリングしてないようだが、のどごし軽やかでいたってスムーズ。濃厚でありながら、飲みやすい(es facil de beber)のである。Barrel Agedという表記にもあるように、アメリカンオークの新樽になじませているようだが、好ましいアロマがイヤミなくいいカンジで付与されている。私の好きな「Diego de Almagro」を出しているボデガの品だが、前者がクラシックなイメージなのに対し、こちらはかなりモダンなテイスト。スペイン中南部に位置するバルデペーニャス(Valdepenas)にも、ニューワールドの風が吹いてきたようだ。
CALIZAとはワイン栽培に適した石灰質土壌の意味だが、これをブランド名にするとは、したたかというか分りやすい。ちょっとシュールなミロ風のイラストレーションも、モダンな味わいにフィットする。人気が出ると、とかくネダンが高騰しがちな昨今、ジャスト千円とはかなりめっけもんの1本でした。

La Mancha(ラ・マンチャ)KIOS

KIOS キオス
Tikalo, S.L.
Cosecha/2003
(D.O. La Mancha)

12 Euro
《関連商品取扱会社》
・日本未発売
Kiosのイラスト

深いチェリー色(cereza cubierto)。テンプラニーリョ(tempranillo)のふくよかな味わいが、口のすみずみまで広がる。粘性もかなりあるのだが、奇を衒(てら)っていない。軽やか過ぎず、ドッシリ過ぎず。で、タンニンはキッチリ、酸味とのバランスがいいよね。チョコレートのような甘美さも広がる。塩気の少ないギフェロ(Guifero)産ハモン・イベリコと合わせてみると、この相性がたまりません。このボデガ、ラ・マンチャのシウダ・レアル(Ciudad Real)県にあるのですが、かなり期待できそう。ホームページに日本語版を用意しているところにも、やる気が感じられる。「KIOS」の弟分である「RUBENS」も試飲したが、jovenタイプらしいフレッシュさがすがすがしい(栓はプラスチックですが)。日本未発売ですが、早く日本でも手に入るといいのにね。

La Mancha(ラ・マンチャ)ANORANZA

ANORANZA
アノランサ

Cosecha/2002
Bodegas Juan Ramon Lozano, S.A.
(D.O. La Mancha)

900円
《関連商品取扱会社》
・サントリー株式会社


いい芳香はテンプラニーリョ(tempranillo)とガルナッチャ(garnacha)のブレンドのなせる技。酸味と苦味のバランスがよく、果実味もしっかりした味わいに仕上がっています。ザラつきがなく、飲み口はいたってスムーズ。すごさは感じさせないけど、軽過ぎず、重過ぎず、穏やかに飲みやすい。ラ・マンチャのワインもめきめき地力をつけているのを実感できます。

Valdepenas(バルデペーニャス)CASA MORENA

CASA MORENA
カサ・モレーナ

Felix Solis Bodegas
(D.O. Valdepenas)

600円
《関連商品取扱会社》
・株式会社スマイル


紫が色濃く残る赤紫色。クイクイ飲めるが、タンニンに加え青臭さも若干アリ。空気になじむうちに落ち着きが出て、ラズベリー系のしっかりしたブドウ果も感じられるようになる。「Otros1」で紹介している「DIEGO de ALMAGRO」を作っているボデガのデイリーワインです。このボデガのワインは、コストパフォーマンスを考えるとホント上出来ですよね。
同じタイプの白(blanco)も試飲したが、こちらも淡白で飲みやすい。余韻ウンヌンというより、夏の熱い日盛りキ〜ンと冷やして飲むのに最適か。カーサ・モレナという意味は、ラベルにも描かれているこの地方独特の赤土色(morena)した家(casa)から来ています。

Almansaa(アルマンサ)Higueruela

HIGUERUELA
イゲレーラ

Coop.Sta.Quiteria
Bodegas Tintoralba Higueruela
Cosecha/2004
(D.O. Almansa)
アルマンサ

950円
《関連商品取扱会社》
・株式会社モトックス


ラ・マンチャ地方で最も地中海よりに位置するAlbacete県のD.O.アルマンサ(Almansa)は、Valencia、Alicante、Yecla、Jumillaと隣り合わせにあります。イゲレーラ(HIGUERUELA)というのは町の名前ですね。ガルナチャ・ティントレラ(Garnacha tintorera)種を100%使った1本は、スッキリした飲み口ながら、ベリー系の酸味が気品をたたえています。
樽を使用していない分フレッシュで、クイクイいけて飲み飽きない。赤ながら口の中を洗い流してくれるような清涼感がとてもイイ。そう、ブドウの果実味をしみじみ実感するなら、樽熟成にこだわることはないのですね。リコリスやレーズンの風味もほのかに感じられ、軽快だが味わいはむしろフルボディ。デイリーワイン並みの価格もうれしい。エチケタのシンプルなデザインも飽きがきませんね。

Ercavio

ERCAVIO エルカビオ
Bodegas ERCAVIO, Mas que vinos global, S.L.
Cosecha/2003
(Vino de la tierra de Castilla)

1,280円
《関連商品取扱会社》
・株式会社オーデックス・ジャパン


1998年リオハで知り合ったワイン専門家の三人がチームを組んでが始めたのが「Mas que vinos」なんです。古都Toledoの東方60キロ、標高750mにあるDosbarriosは、夏は昼暑く夜涼しい。冬は寒くて乾燥という、典型的な大陸性気候。抜栓したてはプーンといい香り。一口、うん!テンプラニーリョですね。アニス、シナモン、そしてチョコレートっぽい甘さも少し感じられます。5カ月の樽香も仄かについて、いい味わいを出しています。若いためか、多少均質さに欠けるものの、好感が持てる1本。D.O.にこだわらない分、価格もお手頃というわけか。
伝統的な手法によるスペインワインらしさとモダンさの両方を体感できます。自分のボデガで、熟成から瓶詰めまでキチッと作られているようです。「リーズナブルに、スペインワインの良心を知るワイン」とでもキャッチをつけてみました。ブランド名のERCAVIOというのは、「ローマの掘り出し物」から由来するとか。この輸入会社の目のつけ所にはいつも感心させられます。

Allozo

ALLOZO アジョッソ
Bodegas Centro Espanolas, S.A.
Crianza /2001
(D.O. La Mancha)

1,500円
《関連商品取扱会社》



100%テンプラニーリョのワインです。ブラックチェリーというかレッドチェリーというか、かなり濃いめの色合い。酸味が口の中で広がり、味わいもワイルドですが、時間の経過とともに、まろやかさと滋味深さも出てきます。
1991年創業と比較的新しいボデガだそうですが、ロンドン、ボルドー、アメリカなどのワイン会で数々の受賞歴を持っています。ラ・マンチャというと、つい風車やドン・キホーテの舞台をイメージしますが、スペインワインの半分はこの地で生産されているのですよ。ひと昔前まではデイリーワインが主力でしたが、近頃は最新の設備を備えたボデガが次々と登場し、あなどれません。

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(c) Noriko Horikoshi, Tomomi Inoue 1997-2012
制作:TOMOS-NETWORK,ink.