試飲コーナー

スペインワイン、発見!

Viva!スペインワイン

Extremadura エクストレマドゥーラ(1)
D.O. リベラ・デル・グアディアーナの赤ワイン

Extremadura (2)
Mallorca (1)
badajoz(バダホス)MARQUES DE BADAJOZ

MARQUES DE BADAJOZ
マルケス・デ・バダホス

Cosecha/1993
Antonio Medina e Hijos, S.A.
(Badajoz)
バダホス

2,200円
《関連商品取扱会社》
・株式会社ローヤル オブ ジャパン


(Tomomi)
よく嗅ぐとすえたような、くぐもった匂いが。口中に広がる滋味、雑味…。独特な味わいも飲むほどに慣れてきて、奇妙な安心感が舌に刻まれる。エクトレマドゥーラ州がまだD.O.に認定されていない頃の地ワインは、洗練さには欠けるが、親しみがもてる。日本の乙種焼酎にどこか雰囲気が似ているかもしれない。武骨だが大きく包み込んでくれるような、大地で働く父のニオイをそこに見た。

(Noriko)
ワインというよりは「ぶどう酒」と呼んだほうがぴったりくる感じ。カヴェルネ種が入っているので、どちらかと言うとフランスっぽいノーブルな線を狙ってるのかなーと想像していたら、どっこい。野生的で粗削りで、他のどの産地のものよりスペインっぽさが出ている。

badajos(パダホス)JALOCO

JALOCO
ハロコ

Gran Reserva/1992
Bodegas Antonio Medina e Hnos, S.A.
(Badajoz)

2,800円
《関連商品取扱会社》
・株式会社ローヤル オブ ジャパン


抜栓時コルクがすっかり乾ききっていて、あえなく粉々に。仕方なく濾してデキャンタしたが、印象はよくなかった。もうあの店では買うのはよそう。フルボディをうたっている割には、飲みやすくもあるが、ボウヨウとしていて、力強さに欠けるかも。でも少し間を置くと、おやまあイイ感じ。グッと力がみなぎってきたではないか。ワインってホントにデリケートですね。こう考えると、一口二口含んだだけでワインを評価するテイスティングって信用できない、と私はあえて断言したい。

Extremadura(エクストレマドゥーラ)CORTE REAL

CORTE REAL
コルテ・レアル

Cosecha/1995
Vina Extremena, S.A.
(Badajoz)

3,000円
《関連商品取扱会社》
・JSRトレーディング株式会社


D.O.認定地区以外のExtremadura(エクストレマドゥーラ)で醸されたひと瓶。非常に凝縮感があるが、甘さたっぷり。かなり飲みやすいと思うが、ブドウ果よりも甘さばかりが際立ち、個人的には、う〜ん・・・。「宮廷」を意味する「CORTE」そのままに、なんとも時代がかった絵柄がユニークといえばユニーク。すりガラスのボトルにネットというのも、チト古めかしい。これでもか、これでもかの甘さに誘われ、評価も星3つから4つへと揺れ動く。味わう人は、さながら中世の貴族舞踏会にでも迷い込んでしまうようであります。

Almenoralejo(アルメノラレホ)LAR de BARROS

LAR de BARROS
ラル・デ・バロス

Cosecha/1996
Bodegas Inviosa
(Almenoralejo)

1,280円
《関連商品取扱会社》
・株式会社オーデックス・ジャパン


すえたような香りに一瞬たじろぐが、いや待てよ。カカオの甘味、葉巻きのような風味は、熟成香ともいえそうなブドウが凝縮されたそれでもある。じっくり、じんわり酒精がしみてくる。樽香はほとんどない。何せ薄くないのがイイ。ケレン味がないので、すんなり入っていける。近年D.O.に認定されたエクストラマドゥーラだが、「Vino de Tierra(地ワイン)」の良さは、ずっと受け継いでほしい。このタイプのワイン、個人的にはハマるよね。

Extremadura(エクストレマドゥーラ)MONASTERIOdeTENTUDIA

MONASTERIO de TENTUDIA
モナステリオ・デ・テントゥディア
"TRADICION"
Cosecha/1997
Vina Extremena, S.A.
(Badajoz)

3,500円
《関連商品取扱会社》
・JSRトレーディング株式会社


ひとことで言うなら、迷いのないワインである。味わいは熟したベリー系の果実味。スモーキーであり、いい渋味もある。じっくり腰を据えて飲む向きには、その気持に応えてくれる。ただ時間とともに、後半ダレ気味になるのが惜しい。タンニンはこなれていて飲みやすいが、淀んだ感じも否めず、時にむせかえりそうな濃密さも。これだけ飲んでいると、ガツンときて酔いが早く回りそうなので、冷蔵庫からコンビーフを取り出し、合わせる。
洗練されたタイプとは言えないが、地ワインらしく奇をてらわず、媚びることなく、頑に作ってますよという声が聞こえてきそう。エチケタには、このボデガがこれまでに受賞した数々のメダルが記されている。中央に、下段に、あれれ裏にまであります、メダルが13個も。金ピカでデコラティブな絵柄は、う〜ん?

RealProvision(Ribera del Guadiana)

REAL PROVISION
レアル・プロビシオン

Bodegas Dolores Morenas,S.L.
Crianza/2003
(D.O. Ribera del Guadiana)
リベラ・デル・グアディアナ

《関連商品取扱会社》
・日本未発売


第一印象は「さっぱり」なのに、次ぎにくる印象は「まったり」。この濃淡が行ったり来たり。一緒に試飲したNorikoさんによると、青のりの香りがするとか。テンプラニーリョ100%だね。味わいが安定していてバランスはとてもイイのだが、いまひとつググッとくるものがない。今の水準キープでプラスαが欲しい、というのは無い物ねだりでしょうか。
でもエクストレマドゥーラの可能性を「provision(予言)」しているかのようです。

ZAGALON
サガロン

Bodegas Dolores Morenas,S.L.
Cosecha/2004
(D.O. Ribera del Guadiana)

《関連商品取扱会社》
・日本未発売


若いタンニンが結構きますね。味わいはきれいで、抑揚のある渋みもほどほどにある。jovenなのに落ち着いた印象がある「大人びた若者」。悪い意味じゃなく、なかなかよろしいのではないでしょうか。この一本は上と同じボデガのもので、2006年のFOODEXで寄贈されました。
スペインの南西部、ポルトガルと接するエクストレマドゥーラ地方にあるリベラ・デル・グアディアーナは、夏は酷暑、冬は厳冬で雨量の少ない産地で、かつてはさほど高品質のワインを見かけませんでした。が、1998年にD.O.に認定されるや、この地もご他聞に漏れず徐々に力をつけているのを感じます。心地よい余韻も続くし、ポテンシャルを感じさせるパワーも秘めていると思います。

Valdueza

Valdueza
バルドゥエサ

Bodega Perales,S.L.
Cosecha/2007
(Vino de la tierra de Extremadura)

Spain Gourmet Fair 2009
《関連商品取扱会社》
・日本未発売


スペインはオリーブオイルの生産量でも世界一というのをご存知でしょうか?知らなかったら、この際覚えておいてくださいね。サッカー王国は歴とした農業国でもあるのです。中でもこのマルケス・デ・バルドゥエサ社が栽培・加工するオリーブは、欧米のトップシェフたちがこよなく愛する逸品。なにせ中世から作っているんです。日本ではまだ知る人ぞ知る存在ですが、いくつかは日本にも輸入されています。…と、オリーブの話は置いておいて、ここでは2009年のスペイングルメフェアで試飲したワインをご紹介しますね。
由緒ある名家アルバレス・デ・トレド家が中世より保有していた農園で栽培されたカベルネ・ソービニヨン、メルロー、シラーのブレンドは、アルコール度14.5%。すっごいタンニンを感じますが、時間とともにマイルドになり、やがて揺るぎのない味へと変身します。中世からオリーブオイルの生産を続けている名門がワインを作るとこうなる、という一例でした。

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(c) Noriko Horikoshi, Tomomi Inoue 1997-2012
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