試飲コーナー

スペインワイン、発見!

Viva!スペインワイン

Catalunya (7)
D.O.ペネデス/プリオラート/テラ・アルタ/ カタルーニャ
モンサン/エンポルダ,コスタブラバ の赤ワイン

Catalunya (8)
Catalunya (6)
Els Heripins

Els JeLipins アルス・ヘリピンス
cosecha 2005
(D.O.Penedes)
ペネデス

《関連商品取扱会社》
・有限会社ワイナリー和泉屋
8,500円
Viva!spainwine

香りも、味わいも、こんなの初めて。昔ペネデスの主要品種だったスモイという希少価値のあるブドウが使われています。色は透明感のある薄い赤茶色。それにしても、何という香りであろうか…。真鍮(しんちゅう)を触った後、手に残る懐かしいクセになりそうな香り。
実は、ボトルを開ける際のキャップシールにも驚かされた。松脂(まつやに)のロウで固められているので、もう壊すしかないのだ。漆黒のボトルにはエチケタがなく、肩の部分に金色のマーカーで「jlp」と赤いハートだけが手書きされている。なんと手が込んでいることか…。
ひと口含んだだけで、もうこのワインのトリコです。味わいは凝縮感があり、シルクのようななめらかさでノドを滑り落ちる。魔界というか、禁断の領域に足を踏み入れてしまった。正直まいったというか、レベルがちがうって感じだね。スペインワインの概念を変えてくれました。生産本数が少ないため、スペインでも入手困難なこのワインが日本で飲めるとは、幸せすぎるのであります。

CARTUS

CARTUS カルタス
Gran Clos
グラン・クロ
cosecha 2004
(D.O.Q. Priorat)
プリオラート

Foodex Japan 2010
《関連商品取扱会社》
・日本未発売


肉厚の重いボトルはそれだけで存在感アリ。長いコルクも立派で、見た目からすでに世界品質の趣き。樹齢100年を超えるガルナチャ(Garnacha 76%)種とカリニャン(Carignan 24%)種を使用。古ければイイというものではないが、古いぶん土地の記憶をしっかりとどめているわけで、いまこの瞬間注がれる私のグラスの中に、プリオラートという大地の深遠さが層を成していると考えると、やっぱ感慨深いわけで、おろそかには飲み散らかせません。
最初のひと口目から、うーん言葉を失う。一見重厚なだけかと思ったら、複雑極まりなく、味わいがどんどん変わります。筆舌に尽くしがたいと言ってしまえば簡単だが、筆舌に尽くすのが私たちライターの仕事であります(某作家のウケウリです)。複雑さの中に涼やかさを感じるのは、ハッカクやアニスのスパイシーな香りのせいでしょうか。グラスを重ねてもダレないのは、酸とタンニンのバランスの妙か。アルコール度数15.5%なのにドテッとしていない。品がある。ま、あと5年は楽勝で持ちますね。円熟味かつエレガンスを望む方にオススメ。といっても、まだ日本では入手できないのがうらめしや。

Berrus

VALL DE BERRVS バル・デ・ベルス
Celler Cooperatiu de Vilalba dels Arcs
ビラルバ・デルス・アルクス
Cooperativa Agricola de la Germandat
cosecha 2001
(D.O. Terra Alta)
テッラ・アルタ

《関連商品取扱会社》
・株式会社千商
3,500円位


カタルーニャの南端、初めてのテッラ・アルタのワイン。深くて暗いチェリーレッド色。完熟したブラックベリーの濃厚なアロマ。甘みが濃厚で、芳ばしいトースト香もほのかに残ります。素晴らしいボディバランス、爽やかで新鮮な酸味。パワフルですが、イキイキとしています。ガルナッチャ主体のブレンドでしょうか?これもオリが結構スゴイです。

Torres San Valentin TORRES SAN VALENTIN
トーレス・サン・ヴァレンティン
Miguel Torres,S.A.
ミゲール・トーレス
cosecha 2007
(D.O. Catalunya)
カタルーニャ

《関連商品取扱会社》
・サントリー株式会社
1,800円


地球温暖化はワイン栽培にも少なからぬ影響を与えています。このワインを生産するミゲル・トーレスは個人所有としては生産量世界一を誇る著名なブドウ醸造家ですが、経営方針はあくまでも「量より質」。それぞれのブドウ畑の土壌や周辺環境に合わせたワイン作りを実践しています。
トーレスのワインは当ホームページでも、Catalunya(3)ではNerola、Catalunya(2)ではMas BorrasとMas la Plana、Catalunya(1)ではCoronasとSangre de Toroなど再三紹介していますが、どれも畑とブドウの個性がちゃんと出ています。このワインはガルナッチャ・ティンタ(garnacha tinta)種を100%使用した一本。ブラックベリー系の果実味豊かで、タンニンは柔らかめ。凝縮感と飲みやすさのバランスを上手に取っていています。ネーミングから察するに、バレンタイン向けに作られた特別バージョンなのでしょうか?それともギフト用?弓矢を持った天使のフィギュアがついていて、贈られた人の心を射止める想いが込められているのでしょうか…

Duc de Foix

DUC de FOIX
デュック・デ・フォワ
Vinedos y Bodegas Covides
ボデガス・コヴィデス
cosecha 2009
(D.O. Penedes)

Foodex Japan 2010
《関連商品取扱会社》
・株式会社徳岡


このボデガは1964年に協同組合を創設。DOペネデス全体の15%、3,700haもの栽培面積を有するというから、スゴイですね。広大な畑に、赤はカベルネ・ソービニヨン、テンプラニーリョ、メルロー、カリニェナ、シラー、モナストレルの6品種。白も合わせると10種の異なるブドウを栽培しています。
開けた一本はカベルネ・ソービニヨン100%。自分の管理が悪かったせいか、コルクがちぎれてボトルの中に残骸が入り込む…まいったなあ〜。少し手間取ったが、グラスに注がれた濃い赤紫色の液体からは、甘美な匂いが立ち上がる。タンニンも結構すごい。複雑さはあまり感じませんが、ホベン(若い)のわりにはキッチリまとまっていて、まろやかで落ち着いた感じが好印象。


MasRodo

MAS RODO マス・ロド
cosecha 2007
Finca Mas Rodo
フィンカ・マス・ロド
(D.O. Penedes)
ペネデス

Foodex Japan 2010
《関連商品取扱会社》


2005年創業、2009年に初めて3種のワインをフィーチャリング。ボデガの建物は木が効果的に使われ、大きなガラス窓も魅力的。て、ワインとは関係ないけど、センスってだいじだから。アルコール度が14.5%と高いのに、それを感じさせない飲みやすさがあります。最近のペネデスのボデガって、個人的に思い浮かべると、おおむねオシャレです。このボデガもその例に漏れずオシャレっぽい。ラベルもエレガント。
果実味のボリューム感と酸のバランスが良くて好きかも。味も香りもメルロー100%。バランスがとてもいい。ただ一つとても気になったのは、解説の日本語訳があまりにも稚拙なため、そのぶんイメージを損ねています。ちゃんと作ればいいのに…

Gallicant

Gallicant ガリカント
cosecha 2004
Celler Los Trovadores,S.L.
セラー・ロス・トロバドーレス
(D.O. Montsant)
モンサン

Spain Gourmet Fair 2010
《関連商品取扱会社》
・日本未発売


DOプリーオラートを取り囲むような地区にあり、その周囲にあるDOタラゴナの中のファルセット地区が独立したのが、このDOモンサンです。2004年、伝説になるようなワインを作りたいと、この地に友人が集まって創設したボデガだけに、気合が入っています。500〜700メートルの台地に広がるブドウ畑はスレート質の土壌が多く、プリオラートと似ていて、そこにガルナッチャ、カリニェーナ、シラーを植栽しています。
で、このワインはこれらの品種を絶妙にブレンド。ハッカクやシナモンの香りと、完熟プラムの甘さのバランスが見事です。凝縮感たっぷりなのに、雑味がなくクリアですし。余談ですが、Gallicantというのは、近くの森の名前でもあり、中世の吟遊詩人の名でもあります。竪琴をつま弾きながら各地を放浪していた詩人をシンボルにしているから、コルクにもキャップシールにもハープの絵柄がついているのですね。

Confianza

Confianza コンフィアンサ
cosecha 2007
Espelt Viticultors,S.L.
セラー・エスペルト
(D.O. Emporda-Costa Brava)
エンポルダ コスタ・ブラバ

《関連商品取扱会社》
・有限会社ワイナリー和泉屋
1,900円


スペインの北東部の突先、フランスと国境を接するDOエンポルダ産。スペインのボデガ(Espelt)と日本の酒販店(和泉屋)のコラボで生まれたカリニェナ種100%のワインの出来栄えは軽快で、まさしく「Confianza(コンフィアンサ)=信頼」という名にふさわしい。和泉屋さんは自社で高品質のスペインワインを直輸入していますが、オーナーの新井氏自らがアッサンブラージュを行なったというから驚きだ。ラベルの「杉と月」は、セラーのゲストハウスの前に飾られているオブジェだそうです。
外観は赤紫色。ちょっとリッチなデリケートワインとうたっていますが、酸とタンニンのバランスがよく、口の中で冷たさも感じられます。時間を置くとまろやかさもプラスされグッドバランス、まろやかさも加わり飲み応え十分です。

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