試飲コーナー

スペインワイン、発見!

Viva!スペインワイン

Castilla y Leon (7)
カスティーリャ・イ・レオン
D.O.リベラ・デル・ドゥエロ/D.O.シガーレスのワイン

Castilla y Leon (8)
Castilla y Leon (6)
Ribera del Duero(リベラ・デル・ドゥエロ)Lynus

LYNUS リヌス
Crianza/1999
Tamaral, S.L.
(D.O. Ribera del Duero)

28 euro
《関連商品取扱会社》
・BUDO YA


この風味は、テンプラニーリョの亜種ティント・デル・パイス(tinto del pais)そのもの。12カ月以上の樽熟成を経た赤紫っぽい色合いは、まだ安定感に欠けるものの、果実味はしっかり出ていて、イヤ味のない甘味がほのかに後を追ってくる。ツンとくるような酸味はナイ。「半分少年、半分大人」が微妙な所でせめぎあっているというところか。比較的新しいボデガらしいが、気負いのない素朴さがエクセレンテ(素晴らしい)!2002年パリで開催されたワイン・コンクール(Vinalies Internationales)で金賞に輝いたというが、このままおごることなくガンバってほしいな。

Ribera del Duero(リベラ・デル・ドゥエロ)Vina GUIOMAR

VINA GUIOMAR
ビーニャ・ギオマール

Cosecha/2001
Bodegas Arco de Curiel, S.L.
(D.O. Ribera del Duero)

15 euro
《関連商品取扱会社》
・BUDO YA


溌溂とした若さに加えて、なかなかどうして、どっしりした重厚感も漂わせる。テンプラニーリョ種を100%使用。色はアメリカンチェリーの暗赤色。少し青紫がかってもいる。開封時のとげとげしさは、時とともに消滅し、チョコレート風味がえもいわれぬニュアンスを醸し出す。ワイルドだが、ガサツではない。リベラ・デル・ドゥエロの中では価格が比較的安い方で、コストパフォーマンスはかなりのものです。ちゃんとしたボディを持ち、香りもイケてる。誠実に折り目正しく作られているという感じ。

Ribera del Duero(リベラ・デル・ドゥエロ)TIONIO

TIONIO ティオニオ
Cosecha/1998
Bodegas Perxet, S.A.
(D.O. Ribera del Duero)

20,3 euro
3,000円
《関連商品取扱会社》
・BUDO YA
・大榮産業株式会社


淡い芳香と苦味。色は紫がかった薄いレンガ色。樽熟成を経たたまろやかさと、フルーティな香りがイイ感じ。タイプとしては、手軽に楽しめるカジュアルワインに属するだろうが、といって軽くもないし、重いというほどでもない。フワッとした曖昧さの中にも、しっかりしたタンニンが感じられ、骨太の印象だ。このワインは、カタルーニャ地方で古くからカバ(cava)を作ってきた生産者が、95年にリベラ・デル・ドゥエロ地方にボデガを設立してできたブランドとか。10年足らずでこれほど品質の高いワインを作ってしまった力量には、素直に脱帽!

Cigales(シガーレス)Cesar Principe

CESAR PRINCIPE
セサール・プリンシペ

Cosecha/2000
Bodegas Cesar Principe
(D.O. Cigales)

28 euro
《関連商品取扱会社》
・BUDO YA


ズシリと重いボトルに、「C」と「P」の白抜き文字のキャップがオシャレ。かつてはロゼワインの産地だったシガーレス(Cigales)だが、近年赤ワインにチカラを入れているという。ま、講釈はこれくらいにして、まず一献。ほほぉ・・・口当たりは粉っぽい感じだが、強烈な甘味が口中に広がる。色合いはまだ赤紫を残すが、風味にトーストっぽさや、チョコレートっぽさも。機械的なフィルタリングをしてないせいか、複雑な雑味(ミネラル?)が感じられる。それでいて飲みやすいのだから、イイんじゃない。酸味は最初のうち抑えられているが、舌の上でクッキリと目を醒ます。いいバランスだ。少しファジー(大雑把)ではあるが、ふくよかで、おおらかで、温かみがある。樹齢50年以上の古木から採れる葡萄だけを使い、15カ月の間新樽熟成で、後は自然に任せる。まっとうなやり方だと思う。

Ribera del Duero(リベラ・デル・ドゥエロ)Convento San Francisco

CONVENTO SAN FRANCISCO
コンベント・サンフランシスコ

Crianza/2000
Bodegas Convento San Francisco, S.L.
(D.O. Ribera del Duero)

27 euro
《関連商品取扱会社》
・BUDO YA


抜栓するなり、ものすごい濃密な芳香が立ち上る。期待できそう。ん!やっぱ、ウマイわ。凝縮された味わいから上質さが伺い知れる。いまのところ、日本未上陸!ワインでこんな表現はおかしいかもしれないが、底知れない情熱がほとばしる。この凄さ、みんなに知ってほしいけど、このまま知らせず隠れワインとして取っておきたかったりして…。神秘的でスパイシーな風味とイヤ味のない甘さが、さらに心を捉えて離さない。チャーミング?エレガント?う〜ん、その両方を兼ね備えているかもね。

Burgos(ブルゴス)Salguero

SALGUERO
サルゲーロ

Cosecha/1998
Real Sitio de Ventosilla
(Burgos)

1,680円
《関連商品取扱会社》
・株式会社やまや


スレンダーなボトル。少し濁り気味の赤紫色。最初少しささくれだった印象を受けたが、いやいや時間の経過とともにこなれてきて、むしろスムーズですらある。カベルネ・ソービニョンのチカラを感じるし、甘さがジワッと湧いてきて、イイ感じ。12カ月間アメリカンオークに寝かされたブドウ果は、ラベルの裏に「aroma frutoso」と記されているように、熟したフルーツ果の酸味もしっかり出していました。解説の文字が読みづらいのが難点だけどね。

Valladrid(バジャドリード)Almirantazgo de Castilla

ALMIRANTAZGO de CASTILLA
アルミランタスゴ・デ・カスティーリャ

Cosecha/1996
Castilla la Vieja, S.A.
(Valladolid)

2,200円
《関連商品取扱会社》
・BUDO YA


テンプラニーリョ種特有の芳香が好ましい。よくこなれていて、ブドウ果の凝縮感がよく感じられる。ドライであり、味わいが拡散しないので、余韻が舌にクッキリと刻まれるのである。端正な香りにはそそられるものがある。これがテーブルワイン(vino de mesa)というのだから、すごいというか、気っぷがいいというか…。何とも粋でスマートな1本なのであります。ところで、帆船に海軍提督(almirante)の絵柄は、なにか意味があるのだろうか。

Ribera del Duero(リベラ・デル・ドゥエロ)Marques de Valparaiso

MARQUES de VALPARAISO
マルケス・デ・バルパライソ

Crianza/1998
Federico Paternina, S.A.
(D.O. Ribera del Duero)

2002年VINEXPO


このワインの作り手は、1896年にリオハ・アルタ地区にボデガを創業している「Federico Paternina」社。赤・青などの斜めの帯が目印の、リオハ産"Paternina"になじみのある方もいらっしゃることでしょう。ここで紹介した1本ワインはリベラ・デル・ドゥエロ地区でティノ・フィノと呼ばれるテンプラニーリョ種を100%使用した新作。色合いは薄いレンガ色なのですが、味わいはいい果実味を出し、実に穏やかにまとまっていました。翌日、残した半分を飲むと、スパイシーな芳香がイヤ味なく顔をのぞかせ、酸味もほどよく立っていました。そう!パライソ(天国)は、グラスの中にもあるのです。

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