試飲コーナー

スペインワイン、発見!

Viva!スペインワイン

Castilla y Leon (16)
カスティーリャ・イ・レオン
D.O.リベラ・デル・ドゥエロ/D.O.トロ/D.O.ルエダのワイン

Castilla y Leon (17)
Castilla y Leon (15)
Bracamonte_roble

Bracamonte ブラカモンテ
Grupo Yllera
イエラ・グループ
Roble/2009
(D.O. Ribera del Duero)
リベラ・デル・ドゥエロ

Spain Gourmet Fair 2011
《関連商品取扱会社》
日本未発売
viva!vinodeespana

Castilla y Leon に本拠を置く実力派ボデガ Ylleraグループがリベラ・デル・ドゥ エロで醸した赤。6カ月の樽熟成なのに、色調は赤紫というよりガーネットに近い。グラスを回すと、甘草、シナモン、ショウガがぷーんと薫る。味わいは黒ベリー系で、酸味クッキリ、凝縮感もしっかり。Robleにしてこの骨格。グラスを重ねるごとに、テンプラニーリョ種の穏やかさがカラダを柔らかなベールで覆いはじめ、秋の夜長にシミわたる。
この混濁さの中にある仄かな甘味は、酸がキレイな最近のモダンな造りと違い、15年ほど前のスーパースパニッシュのそれに近い。一本飲み干す頃には、深い余韻とともに、舌にも青黒いブドウ果汁の跡が残るのであった。

イエラ Yllera

Yllera イエラ
Bodegas Grupo Yllera、S.L.
イエラ・グループ
Roble/2006
(Vinos de la Tierra de Castilla y Leon)
ビノス・デ・ラ・ティエラ・デ・カスティーリャ・イ・レオン

Spain Gourmet Fair 2011
《関連商品取扱会社》
日本未発売
viva!vinodeespana

Ylleraグループが誇るおなじみの"Yllera"。果実味溢れるエレガントな香り。バニラやカカオのスパイスも心地よい。写真を載せた12ヶ月樽熟のクリアンサもウマイが、赤いラベルのレセルバ2004は秀逸ですね。DO認定地区に入っていないため、地ワイン扱いですが、ま、あんまり関係ないかな。このシリーズには他に22ヶ月樽熟のグラン・セレクッションもありますが、どれもこれもレベルが高い。10年近く前に飲んだレポートもあるけど、どのビンテージを飲んでも間違いない。でもいまは日本での取扱いがないのが、残念です。

ビーニャ・カントサン Vina Cantosan

Vina Cantosan
ビーニャ・カントサン

Grupo Yllera
イエラ・グループ
Roble/2009
(D.O. Rueda)
ルエダ

Spain Gourmet Fair 2011
《関連商品取扱会社》
日本未発売
viva!vinodeespana

これもYlleraグループのワインですが、こちらはDOルエダの白。当地の固有ブドウ品種ベルデホを100%使用しています。コルクは色鮮やかなオレンジ色のプラスチック栓。抜栓するや、グラスに広がるのは青りんごの香り。爽やかながら、味わいにはレモンや、白桃、さらには南国果実のニュアンスまでも感じられます。冷涼さの中にも、温かみと言うか深みがあるというやつですね。

ムサイ・デ・ロア Musai de tinto Roa

Musai de tinto Roa
ムサイ・デ・ティント・ロア

Bodegas y Vinedos Rauda, S.Coop
Cosecha / 2006
(D.O. Ribera del Duero)
リベラ・デル・ドゥエロ

Wine & Gourmet 2012
《関連商品取扱会社》
日本未発売
viva!vinodeespana

1956年創設、ブルゴスBurgosのロアRoaにあるボデガです。100%テンプラニーリョ種を使用し、15ヶ月の間フランス樽とアメリカ樽で熟成させた味わいは、実にスパイシー。タンニンも強い。ひと口飲むごとに胃が熱くなるほど。甘味よりも苦味、滋味。これはこれで個性だが、何せボトル同様、味わいもずっしりと重いのです。単独で飲むより、やはり肉料理、ソーセージなどとの組み合わせがイイと思うよ。
翌日、少し落ち着いてきたせいか、まろやか味を帯びてきました。甘味がいい感じで全体を包むようなニュアンスへと変わったので、★3つから4つへ。エレガント志向の最近のトレンドとは相容れないかもしれませんが、個人的にはガッツがあって、まっすぐ勝負で好きだな。

Emina

Emina エミーナ
Bodega Emina
ボデガ・エミーナ
Reserva 2006
(D.O. Ribera del Duero)
リベラ・デル・ドゥエロ

Foodex Japan 2011
《関連商品取扱会社》
・株式会社徳岡
4,000円位
viva!vinodeespana

ドゥエロの偉大なるワイナリー「マタロメラ・グループ」が、Valbuena de Duero、Pesquera de Duero、Penafielで形成されるゴールデン・トライアングルの真っただ中に造ったボデガ。併設のワイン博物館やレストランはもとより、スペインのアートや文化を知るワインツーリズムが体現できます。
ボトルの下の部分が、ほんの少し末広がりのカタチになっていて面白い。テンプラニーリョ種100%の香りはシナモン、アニスのハーブのほかにも、トースト香や腐葉土…エトセトラ。400リットルのフランス(アリエ)産オーク樽で16ヶ月寝かせた味わいは、タンニンも強くて胃腑にドーンとくる感じ。甘さもこってり、翌日も、翌々日もパワーが落ちないのであります。
ともあれ、マタロメラ・グループのワインは、Matarromeraはもちろん、ValCyan、Rentoなど、どれもレベルが高い。ワイン製造の副産物を活用した化粧品、さらにはバイオマス研究も進めるなど、家族ワイナリーなのにスケールの大きさはハンパじゃありません。

Sed de Tramoya

Sed de Tramoya セッ・デ・トラモヤ
Bodegas Don Diego, S.L.
ボデガス・ドン・ディエゴ
Cosecha 2010
(Vino de Tierra de Castilla y Leon)
カスティーリャ・イ・レオン

Foodex Japan 2011
《関連商品取扱会社》
・日本未発売
viva!vinodeespana

2002年創立とまだ歴史は浅いのですが、それまでワイナリーにブドウを卸していた兄弟三人が一念発起し、家族で開設したボデガのウリは自分たちの目の届く丁寧な造り。表面が小石、地中が粘土質という土壌で45年育ったベルデホVerdejo種を使用した白ワインに自信アリ。抜栓したプラスチック栓は蛍光色のライトグリーンが目にも鮮やか。
最初の一撃は、トロピカルな完熟パイナップルの香りでした。やがてミネラル分やアニス香、そして緑の草原が口いっぱいに広がります。舌にピリリと微発泡性の刺激も心地よく、冷えた液体がノドを一気に駆け抜けます。翌日もパイナップル味がイイね。ボデガの設備も最新なら、考え方も伝統にとらわれていない。リーズナブルな価格で、気負わずに飲んでもらいたいという趣旨から、清々しさ爽快感を重視したそうです。ラベルのデザインも、ポップで明るい。陽光の下、陽気にやりたいインパクトある一本でした。

Eternum Viti

Eternum Viti エテルヌム・ヴィティ
Bodegas Abanico, S.L.
ボデガス・アバニコ
Cosecha 2008
(D.O. Toro)
トロ

Foodex Japan 2011
《関連商品取扱会社》
2,500円位
viva!vinodeespana

一人のワイン商、ラファエル ・デ・ハーン氏を紹介しますね。彼はスペイン各地のさまざまな作り手とコラボレーションすることで、テロワールと土着品種のキャラクター溢れるワインを世界に発信するため、2008年にアバニコ社を創設しました。それ以前からのお付き合いですが、高品質ワインを年々増やしていて頼もしい限りです。そんな彼がトロの地で目をつけたのがコレ。
樹齢50年を超えるティンタ・デ・トロTinta de Toro種を100%使用したこのワイン、初ヴィンテージが「ワイン・アドヴォケイト」誌のスペイン、バリュー・ワイン100に選ばれたそうです。ひと口含むと、黒い果実や皮のニュアンスがググッと迫ってきます。収穫は2008年と若いのですが、古樹ならではの凝縮感と深みがありながら、イキイキとした果実味もある。それを樽香が上手にバランスとっている感じ。

FincaRemendio

Finca Remendio フィンカ・レメンディオ
Bodegas Abanico, S.L.
ボデガス・アバニコ
Cosecha 2010
(D.O. Rueda)
ルエダ

Foodex Japan 2011
《関連商品取扱会社》
・恵比寿ワインマート
1,780円
viva!vinodeespana

これも前項同様アバニコ社が扱う逸品。ルエダRuedaの地にポテンシャルを見出し、今日のDOルエダの基礎を築いた生産者の一人フェリックス・ロレンソ・カチャソと、ラファエル氏が手を組んだ一本。土着品種であるベルデホVerdejo種とビウラViura種を50%ずつブレンド。広がる大地と、そこから上る太陽。ルエダへの旅の途中にインスパイアーされたというイメージをラベルにしたそうです。
グラスに注がれた淡い黄色の色調が爽やか。淡い黄緑色の合成コルク栓もイイじゃない。ベルデホ特有の新鮮なハーブの香りや、ビウラ特有の青リンゴなどのフルーツ香が、おしつけがましくなく、ほのかに漂い、レモンやグレープフルーツの酸味も時折感じられます。ドライ感があってウマイねえ。昔作った広告コピー「楚々として華」のフレーズが似合う一本でした。

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