試飲コーナー

スペインワイン、発見!

Viva!スペインワイン

Aragon アラゴン(1)
D.O.ソモンターノ、D.O.カンポ・デ・ボルハ、
D.O.カラタユ、D.O.カリニェーナの赤ワイン

Aragon (2)
Valencia (4)
Somontano(ソモンターノ)VINAS DEL VERO

VINAS DEL VERO (Gran Vos)
ヴィーニャス・デル・ヴェロ

Reserva/1994
Compania Vitivinicola Aragonesa, S.A.
(D.O. Somontano)

1,380円
《関連商品取扱会社》
・株式会社やまや


(Tomomi)
近頃メキメキ頭角を表してきたソモンターノ地方。その勢いを象徴するかのように、ひとつ頭を抜けす背の高いボトル(←これ関係ないです、ハイ)。果実味たっぷり、タンニンもたっぷりめ。濃い目ながらバランスがとれている。裏面のラベルの解説に「芭蕉の俳句のような」と記されているが、無駄をギリギリまで削ぎ落とした、凝縮感を言いたいのだろうか。ここのワイン、葡萄の品種を変えていくつかのタイプが作られているが、このグランボスはテンプラニーリョを使わず、メルローとカベルネソービニヨンとピノノワール種で醸したもの。私にはこの組み合わせがイチバンでした。

Somontano(ソモンターノ)ENATE

ENATE
エナーテ

Crianza/1995
Alto Aragon, S.A.
(D.O.Somontano)

1,780円
《関連商品取扱会社》
・京王百貨店


キラキラと酒石酸がボトルの口元に煌めく。自然の神秘に感銘を受けつつグラスを運ぶ。スムーズな飲み口、やわらかな味は好感が持てるが、みなぎってくるものがなく、ボヤけた印象を感じるのは室温が25度と高いせいか。で、邪道なのはわかっているが冷蔵庫へ。ソツのない味といったイメージだが、ことワインに関して中庸はイケナイ。ある種個性がなければ、中庸は凡庸につながり、星の数ほどあるワインの海に埋没してしまうから。

Campo de Borja(カンポ・デ・ボルハ)BORSAO

BORSAO
ボルサオ

Crianza/1996
S.Coop ltad. Agricola de Borja
(D.O. Campo de Borja)

980円〜1,380円
《関連商品取扱会社》
・株式会社稲葉
・株式会社やまや


ナバラの南隣り、カンポ・デ・ボルハのワインは、このときが初体験。ガルナチャ、テンプラニーリョ、カベルネ・ソーヴィニョンをブレンド。風味はチョコレートの味わい、アプリコットやアンズの酸味もちゃんとあり、だらけた印象を与えない。若干の平板さは否めないが、このとき入手できた価格を考えると上出来か。なんかしら作り手の真摯な姿勢が伝わってくるようでウレシイ。

Campo de Borja(カンポ・デ・ボルハ)GranCampellas

GRAN CAMPELLAS
グラン・カンペーリャス

Crianza/2000
Bodegas Borsao (S. Coop ltda. Agricola de Borja)
(D.O. Campo de Borja)

780円
《関連商品取扱会社》
・株式会社やまや


野いちごを思わせる鋭くて濃い芳香、そしてラズベリー系の甘さと酸味がいい感じ。チョコレートの風味の他にも、バニラやシナモン、リコリスなどの味も時折感じられ、飲んでいて楽しい。このワイン、もう5年以上前から何本も飲んだが、当たり外れがなくて結構気に入ってます。雑味がなく荒々しさもないので、ワインの楽しさを知るにはうってつけ。リーズナブルな価格もウレシイのです。

Calatayud(カラタユ)CastillodMaluenda

CASTILLO D MALUENDA
カスティーリョ・デ・マルエンダ

Crianza/1997
Bodega Castillo de Maluenda
(D.O. Calatayud)

2,800円
《関連商品取扱会社》
・吉祥寺のバルにて


Rioja(リオハ)の南東、海抜千メートル近くに位置するCalatayud(カラタユッ)は、アラゴン州が原産であるガルナッチャ種(別名「アラゴネス」)を使った若飲みタイプのワイン産地として知られています。この地元産のガルナッチャに、テンプラニーリョ種(70%)をブレンドすることで、洗練さを狙っているようです。なるほど、酸味と苦味のバランスはなかなかグッド。これといった強烈な主張はないものの、初めて試したカラタユッ出身の青年は素朴で気取りがなくて、自然体の味がしました。

Campo de Borja(カンポ・デ・ボルハ)Valmayor

VALMAYOR
バルマヨール

Reserva/1997
Bodegas Borsao (S. Coop. ltad Agricola de Borja)
(D.O. Campo de Borja)

680円
《関連商品取扱会社》
・株式会社やまや


このページの2番目にある「GRAN CAMPELLAS」同様、Navarra(ナバーラ)に隣接するAragon(アラゴン)州Campo de Borja(カンポ・デ・ボルハ)にある協同組合で作られた1本。透明感のあるワインレッドは見るからにキレイだけど、う〜ん!薄さはどうしようもないかな。ま、裏を返すと、軽やかで爽快と言えなくもないけど、あくまでテーブルワインとして楽しむくらいの気持でどうぞ!

Carinena(カリニェーナ)BARON de LAJOYOSA

BARON de LAJOYOSA
バロン・デ・ラホヨサ

Gran Reserva/1993
Bodegas Ignacio Marin, S.L.
(D.O. Carinena)

4,090円
《関連商品取扱会社》
・ピーロート・ジャパン株式会社


アラゴン州のD.O.カラタユッ(Calatayud)の東隣にあるD.O.カリニェーナ(Carinena)産というのは、初めてであった。グラン・レセルバらしく、ブドウの力強くも混沌とした味わいが口の中で複雑に交錯する。パワフルだが少しこもったニュアンスも。ホントはこの手のくぐもった感じは苦手なのだが、ゆっくり味わうといやいや、これがなかなか完成度が高くて恐れ入る。チーズをツマミに味わうと、それまでの荒々しい個性は消えて、幾分おとなしくなった。
飲みやすさ、フルーティさへと加速する最近のワイン傾向にあっては、貴重な存在かも。でも、けっして野暮とか粗野ではありませぬ。コケ類でもない、ジャムでもない、少しヤニっぽいというか、オーク樽の影響大かも。自分の評価だけでもクルクル変わる。だからワインは面白いのだけど、友だちと一緒にワイワイガヤガヤ飲むというより、一人でゆっくりタバコなどくゆらし、秋の夜長にチビチビやる方が、このワインにふさわしいシチュエーションのような気がする。そうだよね、バロン様。さながら沈思黙考する1本と名づけよう。おやすみなさい。

Somontano(ソモンターノ)PIRINEOS

PIRINEOS
ピリネオス

Bodega Pirineos, S.A.
Cosecha/2003
(D.O. Somontano)

2,010円
《関連商品取扱会社》
・株式会社徳岡


透明感のある赤紫色だが、色は濃い。この地方特有の在来種モリステル(moristel)を100%使用した味わいは、インクっぽさのある甘さが鼻に抜ける。タンニンがほどよく溶け込み、クリアで飲みやすい印象。チェリー系の爽やかな風味も芳ばしくマル。スペイン東側ビレネー山麓に位置するこのボデガ、かつてはソモンターノの醸造協同組合に属していたようだ。グラスを重ねても重ねても、味は安定している。深くしみ入るような余韻とまではいかないが、モリステルのしっかりした味わいが破綻なく持続する。

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